VitaminX
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あらすじ |
私立「聖帝学園」は幼稚舎から大学までエスカレータ式の一貫教育、 ミッション系のブルジョワな名門学園で、都内でも指折りの秀才が集まる進学校。 そんな名門「聖帝」の女教師「南悠里」は、新米教師として赴任して2年目。 中等部での授業の成果が認められたという事で、 今年の春からは念願の高等部のグラマー担当に昇格した。 しかし、進学校として有名な聖帝にも落ちこぼれ学生達のクラスが存在していた。 高等部に昇格した悠里が担任となったクラスは、その中でも超問題児クラス… 教師達の間では通称「ClassX」と呼ばれるV年E組だった。 担任となった教師は皆、退職するものが殆どだといわれている魔のクラス。 …しかし、その実、影響力のある生徒達が多い為、学園側も無視できない… いわば無法地帯な特別クラスだった。 そこには聖帝の落ちこぼれを仕切る、6人の超問題児「B6」がいた。 勉強の意味を見出せない現代の高校生達を相手に、悠里はどうやって勉強を教え、 そして、大学進学への道を切り開くのか…? (公式あらすじより引用) |
シナリオ |
おバカなB6にお勉強を教え賢くさせるこのゲーム。 通常の学園モノとは一味違います!! お話は各キャラ12話の章に分かれており、章ごとに話が展開します。 一度終えた章は何度でもやり直しが出来て、 パラメータを上げていくゲームとしてはとっても親切設計。 また1章が終わるごとにキャラクター選択画面に戻れるので、 何人ものキャラクターのお話を同時に進めることが出来ます。 全体的にはコミカルなお話ですが、各キャラごとに悩みや苦しみがあり、 途中シリアスな展開があったりもします。 美形先生達も攻略可能なのですが、全体的に関わりが少ないので甘さは控えめです。 |
CG |
全体通して色も綺麗で崩れていなくて、立ち絵なども含め、 すごく良かったと思います。 個人的にすごく好みの絵でしたので、多少贔屓目はあるかもしれません。 どうやら描かれている方は男性のようで、 スチルの塗りなんかは男性向けゲームっぽいかな?と思うものもありました。 ですが色使いも綺麗でしたし、構図も良かったですし、 個人的にはもっとこういう絵柄が増えてくれると嬉しいです。 |
ボイス |
さすがD3!としか言いようがありません! 声優さんにはいつも気を配っているだけあって有名どころばかりです。 しかもどの声優さんもキャラクターにぴったりです!! とても個性的なキャラクター達ばかりなのですが、 どのキャラも全然違和感はありませんでした。 |
アクションシステム |
VitaminX特有のアクションシステム。 B6達との会話の所々に散りばめられたおかしな言動を見つけ出し、 STUDY(ツッコミ)とLOVE(スルー)というコマンドで偏差値or恋愛値を上げるシステム。 今までに無かったパラメータ上げだと思います。 はじめは難しいかと思いましたが、 B6メンバーは基本的にはありえない間違いばかりしているので探しやすいです。 いくつか見落としがちなところもありますが、テキストを良くみてるとわかります。 怪しいと思ったらクイックセーブ&ロードを使うと良いです。 スルーをした後の主人公の苦しい言い訳が中々面白いです。 |
月末試験 |
偏差値を上げる一番の方法が、章末ごとに行われる月末試験なのですが、 これは…自身の頭の悪さを思い知らされます。 毎回10問ずつ、最初と最後の2問のみ攻略生徒の担当教諭の教科が出題、 あとの8問はランダムで出されます。 難しいものから簡単なものまで色々ですが、 学校に通っていない状態だとやはり忘れていることが多いです; たまにキャラクター達のプロフィールから問題が出たり、 D3作品の硝子の森・放課後のラブビート・リプルのたまごの問題も出ます。 全問正解でなくても話は進められるのですが、 全問正解だとボーナスイベントが発生するので頑張って損は無いです。 後から試験だけやり直すことも出来るので、攻略後にやるのもいいかもしれません。 |
感想 |
本当に楽しませていただきました!ありがとうございました!! 個性的なキャラクター達やアクションシステム等が管理人のツボを突きまくり、 発売前からものすごく楽しみにしていましたこのゲーム。 一番の魅力はやはり個性いっぱいのキャラクター達でしょうか。 とっても美形なのにとってもおバカで、会話中にとんでもないこと言い出します。 そんな変な言葉を見つけてはツッコミorスルー!!楽しいです。 だけどシリアス場面でも平気でバカ発言するので、たまに雰囲気ぶち壊してくれます。 主人公もいいキャラしてると思います。 心情などが書かれたテキストを読んでいるとものすごくシンクロ出来ます。 後はこのゲーム、エクストラ(おまけ)部分にものすごく力が入っています! プロフィール全てに音声が入っていたり、声優さんのフリートークがあったり、 マニアックボイスなるものがあったり(色々なシュチュエーションのボイス)。 本当に細部にまで手が入っており満足のいく作品でした。 |